皆さんこんにちは、このサイトを管理させて頂いているnagaといいます!
今回は、夏に多発するクーラー病(冷房病)の症状からのセルフチェックと対処法についてまとめていきたいと思います。
スポンサードリンク
クーラー病(冷房病)とは?
夏みたいに気温が高くて暑い日には、部屋で冷房を効かせてしまいますよね。
特にオフィスで働いている方は、エアコンがガンガンに効いていたり、電車やバス、車の中では冷房機器が効いていると思います。
こうしてクーラーの効いた場所で長時間過ごしたり、冷たい部屋と暑い屋外を行き来することによって、体温調節機能が鈍くなっていきます。
体温調節機能を司っているのは“自律神経”という脳の神経で、通常は汗をかいてそれを蒸発させることによって熱を逃がして、体温調整をしています。
ところが、クーラーにより体が冷え切った状態が続くと、汗をかく機能が退化してしまい屋外に出ても汗をかけなくなってしまいます。
こうして、自律神経のバランスが乱れて行き、上手く汗をかけなくなり、体温が調節できなくなった状態を「クーラー病(冷房病)」と言います。
スポンサードリンク
症状とセルフチェック
症状
クーラー病(冷房病)の症状として、
・倦怠感
・疲労感
・手・足・腰の冷え
・頭痛
・神経痛
・肩凝り
・微熱
・むくみ
・めまい
・食欲不振
・生理不順…などがあります。
また、精神的にやる気が出なくなったり、鬱(うつ)の症状が場合もあり、特に女性の場合に関しては、普段からヒールや下着の締め付けで血の巡りが悪く、お風呂はシャワーだけの習慣や、ダイエットによる筋力の衰えなどにより、身体は常に冷えている状態になります。
また、慢性的な低体温は、免疫力の低下や様々な病気の原因にもなります。
スポンサードリンク
セルフチェック
それではあなたがクーラー病(冷房病)なのかについて、セルフチェックを行ってみましょう!
1:生活習慣チェック
- 冷たい食べ物や飲み物を摂ることが多い
- お風呂はシャワーだけで済ますことが多い
- 生活が不規則である
- 運動はあまりしない
- タバコを吸う
- 薄着で過ごすことが多い
- ヒールの靴を履くことが多い
- 締め付ける下着を着用することが多い
ここで当てはまる項目が多い人は、クーラー病になりやすい習慣を送っています。
「冷えやすいのは体質」だと思ってはいませんか?
実際には、生活習慣が原因で体の冷えを招いている場合が多く見受けられます。
2:【症状チェック】
暑くてもあまり汗をかかない
寝つきが悪い
朝からダルい
やる気が出ない
イライラしやすい
めまい、立ちくらみがする
むくみやすい
お肌がくすんでいる
クマがある
食欲があまりない
身体の一部が冷えている(手足、お尻、お腹など)
身体のあちこちが痛い(頭痛、神経痛、肩凝りなど)
腹痛や下痢を起こしやすい
生理不順
ここで当てはまる項目の多かった人は、既にクーラー病の可能性大です。
クーラー病は、時には脳梗塞や心臓疾患を引き起こす恐ろしい病気です。
軽視せずに、いますぐ対策しましょう!
スポンサードリンク
予防や対処法とは?
予防
それではクーラー病(冷房病)に罹らないようにする、予防法とは何があるのでしょうか?
1:エアコンの調節をする【職場や自宅】
冷房の風量を弱くして、冷風が直接当たらないようにして、外気温との差を5度内になるよう温度設定をしましょう。
外の気温が32℃であれば、室温は27度が目安となります。
また、それでも暑いと思い設定温度を低くされる場合は、上着を羽織ったり薄い長そでを切るなどして、身体の冷えを防ぐような工夫も効果的です。
2:エアコンの調節をする【寝る時や就寝中】
夏などの暑くて寝苦しい夜は、エアコンを付けて、寝る方が多いのではないのでしょうか?
しかし、クーラーを付けたままで寝てしますと、朝なって身体がだるくなったり、風邪をひいてしまいます。
そんな時は、寝る前にクーラーをつけて冷やして置き、寝る際にはタイマーを付けることで、クーラーによって身体が冷えるのを防げます。
他にも、熱中症の危険がある場合などには、掛け布団を多めに重ねるなども効果的です。
スポンサードリンク
3:冷たいものよりも温かいもの
暑い時に冷たい飲み物を飲みたくなるものですが、クーラーをつけている状態で、冷たい飲み物を飲んでしまうと、外側だけでなく内側も冷えてしまい自律神経が乱れてしまいます。
なので、意識して温かい飲み物を飲むことにより、体の冷えを防ぎましょう。
4:適度な休憩と軽い運動
仕事の環境によっては、ずっと室内にいたり、長時間座ったままの体勢でいる方がいらっしゃるとおもいます。
長時間座った体勢だと、血液の循環が悪くなってしまうのに、クーラーなどの冷房機によって身体を冷やしてしまうと、血行不良を促進してしまいます。
なので、血流を改善するためにも、椅子から立ち上がり、休憩を挟みながら、歩いたり、軽いストレッチをするなどの、軽い運動を心掛ける事で、予防に繋がります。
対処法
もし、クーラー病(冷房病)にかかっている場合や、疑いがある場合は、「身体を温める事」が最も効果的な対処法となります。
冷え切った身体を温める事によって、自律神経の機能が改善されて、他の症状も回復していきます。
そこで、「身体を温める」一番の方法は、「入浴」です。
暑い夏の季節は、水風呂やシャワーなどで済ませてしまう方が多いと思いますが、入浴することによって、体の内側を温めて、血行を促進させて汗を流すようになります。
自律神経の機能を回復させるのに、汗を流す事は効果的で、出来れば毎日でも入浴をして、体の冷えを持ち越さないようにしましょう。
他にも、入浴には様々な効果があります。
血行が良くなることにより、栄養や酸素が全身に行き渡り、体の回復を促進させる。
新陳代謝が促進されて、疲労物質が排出されることにより、肩こり、腰痛、むくみなどが緩和される。
体が温まるので体内の酵素が活性化する。
入浴で副交感神経が優位になり、寝つきや睡眠の質も良くなる
お湯の浮力によって、関節や筋肉の緊張がほぐれて疲れが取れやすくなる。
お湯は38~40℃のお風呂が効果的で、無理をせずに気持ちのいいゆったりとした入浴をしましょう。
また、入浴後にストレッチをすることで、さらに効果があります。
スポンサードリンク
まとめ
- クーラー病(冷房病)とは?
- 症状とセルフチェック
- 予防や対処法とは?
- まとめ
以上が今回の記事になります。
クーラー病(冷房病)とあまり危険視されている方は、少ないように感じますが重症化すると、命を落とす可能性もあるので、しっかりとした対策を講じる必要があります。
また、予防法や対処法を実践することで、クーラー病(冷房病)だけでなく、他の対策にもなり健康的な身体作りができるので、一度セルフチェックをして、予防や対処法を実践してみることをお勧めします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。